ATRI(アトリ) -My Dear Moments- クリア後レビュー・評価

こんにちは！

やまねこみれいです。

今日のおさかなは、ATRI(アトリ) -My Dear Moments-。

少年とロボット少女のひと夏が描かれる物語です。

2024年にアニメ化が予定されている作品ですね！

ジャンル	ビジュアルノベル
発売日	2020年6月18日
クリアまでのプレイ時間	約8時間
プレイ言語	日本語
開発元	Frontwing, 枕
対応機種	PC(Steam)、Switch、Android、iOS
プレイ人数	1名
定価	定価　2,200円

ATRI(アトリ) -My Dear Moments-の評価

ストーリー　 (3.5 / 5)
新規性　　　 (3.5 / 5)
音楽　　　　 (3.5 / 5)
ビジュアル　 (4 / 5)
おすすめ度　 (3 / 5)　

どんなお話？(公式ページより)

原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。
幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生(いかるが なつき)は、
都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。
身よりのない彼に遺されたのは、
海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。
夏生は“失った未来”を取り戻すため、謎の借金取り・キャサリンと共に、
祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。
そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。
彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。
海底からサルベージされたアトリは言う。
「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。
　それまで、わたしが夏生さんの足になります！」
海に沈みゆく穏やかな町で、
少年とロボットの少女の、忘れられない夏が始まる――。

難易度

選択不可です。

途中で選択肢を選ぶ場面が何度かあり、エンディングは3種に分岐します。

アトリと主人公が中心となる物語で、他の人物は攻略対象になりません。

幅広い方がプレイしやすい難易度かと思います。

こんな人におすすめ

・少し切なめのお話が好き

・アトリのイラストを見てかわいいと感じる

特に良かったところ

ヒロインのアトリがかわいい

普段あまりプレイしないジャンルですが、イラストがかわいいなと思ったことが、この作品をプレイしたきっかけです。

アトリは完ぺきな存在から遠く、できないことも多くあるロボットでした。

イラストでも充分かわいいですが、実際にプレイすると、よりアトリの魅力が増します。

もっとC-3POみたいなロボ的な感じだったら、扱いに困る存在だったかもしれませんが、見た目も言動もかわいくて、癒しの力が高い存在でした！

みれいのゲームプレイ感想・レビュー

とにかくアトリに癒される作品

この作品は、メインヒロインのアトリに魅力を感じるかどうかで、満足度が大きく変わる作品かなと思います。

プレイするかの判断に迷う方は、アトリのイラストや声をPVなどで体感して、かわいいなと思う方はプレイすると満足できる気がします。

プレイしていて一番印象に残ったのは、アトリの歌です。

何度か作中で歌ってくれるのですが、ロボ的な感じもあり、私は好きでした。

「高性能ですから！」などの口癖も頭に残ります。

主人公の大きな特徴の一つは足が不自由なところですが、アトリは役に立ちたい！という気持ちが強く、主人公の足としてがんばってくれます。

ハイスペック系で、特に頭の良さで周りを助けることが多い主人公です。

登場人物たちも優しい

主人公とアトリ以外の人物も数人登場しますが、基本的に皆主人公に好意的に接してくれることが多いです。

要素としては、例えばアトリに価値があるので、もっと不安定な日々を送ることになる可能性もあるかと思うのですが、基本的にあたたかい世界で毎日を過ごすことができ、嫌な気持ちになりません。

序盤から好意的にお世話してくれる女の子もいて精神面に優しく、あまり他のことに気をとられることなく、アトリとの日々に集中してプレイできる作品なのかなと感じました。

みんなアトリがほしくなりそう

ロボットと生活する日々が、いずれ来るのかわかりませんが、アトリみたいな感じだったら、もうその存在だけでいろいろ満足する人も増えるかもしれませんね。

私は、自分がお年寄りになった時にこんな存在がいたらいいなと思いました。

もう少し生活全般を助けてくれるとうれしいけど！

天真爛漫な小さな子のようなところと、時々見せる包容力にギャップがあり、2024年にアニメ化される際にも、アトリは人気が出るんじゃないかなと思いました。

まとめ