こんにちは!
やまねこみれいです。
今日のおさかなは、エルキュール・ポアロ-ロンドン事件簿。
ポワロを操作して謎を解く、推理アドベンチャーです。
前作「エルキュール・ポアロ-初事件」に続く2作目です。
ジャンル | 推理アドベンチャー |
発売日 | 2023年8月29日 |
クリアまでのプレイ時間 | 約4.5時間 |
プレイ言語 | 日本語 |
開発元 | Blazing Griffin |
対応機種 | PS4、PS5、Switch、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam,Epic Games Store) |
プレイ人数 | 1名 |
定価 | 1,980円(PS,Switch)、2,880円(PC)、4,650円(Xbox) |
評価の基準
(5 / 5) 太鼓判!我がゲーム史に刻まれる
(4 / 5) 光るものを感じる
(3 / 5) 不満はない
(2 / 5) あまり印象に残らない
(1 / 5) 自分には合わなかった
おすすめ度評価
(5 / 5) 遊ぶべき!
(4 / 5) やってみる価値あり
(3 / 5) 気になるならプレイ推奨
(2 / 5) 暇なときのプレイでいいかも
(1 / 5) 私のような方には合わないかも
アガサ・クリスティ:エルキュール・ポアロ-ロンドン事件簿~の評価
ストーリー (2.5 / 5)
新規性 (2 / 5)
音楽 (2 / 5)
ビジュアル (2.5 / 5)
おすすめ度 (2 / 5)
どんなお話?(Steam販売ページより)
この探偵アドベンチャーゲームでは、有名な探偵エルキュール・ポアロとなり、ロイド保険協会と力を合わせて、貴重な「マグダラのマリア」の絵画の輸送、保護、売却を成功させる必要があります。
この絵画は、ブリュッセルから貸し出されたキリスト教美術の作品が多数展示される、ロンドン美術館の新しい展示会の目玉となります。
ロイド保険協会の社員であるパートナーのヘイスティングズが、芸術品の保険や絵画の売却を手がけるのを手伝ってくれます。
美術館に到着すると、絵画の新しい所有者モーティマー・アイルズワースと美術館の館長エヴリン・ウォーベックが迎えてくれます。
持ち前の行動力と発想力でセキュリティを確認し、絵画を魔の手から守りましょう。
1 週間後、メインキャラクターが全員出席するプレビュー・ガラが開かれますが、目の前で絵画が盗まれるという予期せぬ事態が発生します。
自身の探偵スキルを使い、真実を解き明かして窃盗犯を暴きましょう。
謎を解いて盗まれた絵画を取り戻すことができますか?
難易度
難易度の選択肢はありませんが、推理ヒントのオンオフを選ぶことができます。
基本的には選択肢を間違えてもすぐにやり直すことが可能なので、悩むとしたら手掛かりの場所や金庫の開錠方法かなと思います。
謎解きの難易度も易しいと感じたので、さくさく遊びやすかったです。
前作と比べると、全体的な難易度は下がった気がしました。
こんな人におすすめ
・推理や謎解きが好き
・さくさく遊べる短めの作品を探している
・すぐにトロフィー収集できる作品で遊びたい
・多少固めの和訳は気にならない
特に良かったところ
探索と推理の結びつき
とにかくポアロの足と頭を使って推理することが、印象的な作品でした。
画面を回転させて視点を変えたり、手に入れた道具を使ったりしながら、手掛かりを集めていきます。
なかなか手掛かりを集められなかった時は、複数の場所を行き来して、ポアロをたくさん歩かせてしまいました。
ポアロは走ってくれないので、移動は少しゆっくりめに感じてしまいますが、ゆったりとプレイすることが推奨されているのかもしれません。
見つけた品を細かく観察して、手掛かりを集めていく場面もあります。
ちょっとわかりづらい箇所もあるのですが、自分の力で集めた手掛かりのみで、ポアロの脳内で推理を展開していきます。
みれいのゲームプレイ感想・レビュー
前作に引き続き、特徴的なマインドマップ
この作品の一番印象的なところは、前作にもあったマインドマップかなと思います。
ポアロの小さな灰色の脳細胞に浮かぶ、見聞きした手掛かり同士を線で結んでつなげることで、新たな推理を生み出すことができます。
決まった組み合わせしかないので、間違えても総当たりで必ず正解は導き出せます。
バラバラに見えていたことがつながって、新たな事実がわかることを楽しめる作品でした!
システム面と和訳は少し不便
全体的に、システム面と和訳には不便というか違和感を少々感じましたが、インディーゲームによくあるレベルの範疇ではありました。
次の行動が自力でわかりづらくても、常に表示はされているので、わからなくなったら大まかに確認することができます。
移動のファストトラベル機能については、前作より移動が便利になったとは思います。
が、ファストトラベル地点をもう少し近づけてほしいと思う場所もありました。
(推理のために、ポアロ探偵がたくさん歩くことを表現したかったのかもしれません)
部屋の表現や、美術品が多く出てくるところなどは、雰囲気も合っていて良かったです。
新しい場所を操作できる時は、特に楽しかったです。
この作品単体で問題なくプレイできますが、前作からの人物も登場しますので、1作目をプレイしていた方がより楽しめそうです。
まとめ
前作を未プレイでも、問題なく遊べるポアロ作品2作目でした。
前作に比べると、移動面も結構便利になりました。
(前作の登場人物との絡みが少しあるので、1作目「エルキュール・ポアロ-初事件」」からプレイする方が、より楽しめる作りではあります)
個人的には前作の方が楽しかったですが、プレイ時間が前作の半分くらいで、すぐにトロコンもできるので、短時間で遊べるアドベンチャーゲームを探している方にはよさそうです。
探偵の周りではたくさんの人が嘘をつくので、人間不信になるんじゃないかと思ったりします。
これまでホームズの本はいろいろ読んだことがありますが、ポアロはほぼ知らないので、新鮮にプレイできました。
地道な捜査と観察、記憶。
それらを小さな灰色の脳細胞の中で結びつけることで、真実を見つけていく。
そんな工程が印象的でした。
新しいものは、突然というよりも、何かと何かを結び付けることで生みだされるということは、現実の様々な場面においてもあることですよね。
知識・経験等を増やすことの価値についても、改めて考えさせられました。
また3作目が出たらプレイしたいです!
今年は10月にも別のポアロ作品(オリエント急行殺人事件)が出ますので、こちらもチェックしたいなと思っています。
気になる方は、ぜひプレイしてみてくださいね。
やまねこ みれい
コメント
みれいさんの評価を拝見し、かなり低めだったので、ゲームつまらないのかと思ったんですが…
いつも思うんですけど、良いところを丁寧に書かれていてとても参考になります。
前作よりプレイ時間が半分との事で多少の物足りなさを感じたかも知れませんけど、不思議と楽しさが伝わってくるんですよね😊
次作も買いたいと言うお言葉にこのシリーズがお好きなんだなと。
私事ですが、ポアロといえば映画を思いだします
オリエント急行殺人事件とナイル殺人事件、特にナイルはとても面白かった記憶が…
メジャータイトルだけでなく色んなジャンルやインディーゲームを丁寧に紹介されるのがとても素晴らしい。
次は何をレビューされるのか楽しみにしてます😊
ハイクさん、読んでいただきありがとうございます😊
そのように言っていただいて、すごく嬉しかったです✨
その作品の良いところを感じたことが、書くモチベーションになっているので、うまく表現できればいいなといつも思っています。
こういう手軽に遊べる推理アドベンチャーは好きなんです💓
前作が好きだった面もあるんですが、前作はSwitchとPCでしか遊べないようで。
せっかく対応機種も増えましたし、また出たらいいなあと思っています!
ハイクさんは、映画のポアロを観られたんですね🎬
ナイルの方はまだゲームになっていない気がするので、こちらも題材になるといいなと思いました!エジプトが舞台なのでしょうか、おもしろそうですね✨✨
原作を読んでいたら、ゲームも映画も、原作らしさという点でまた楽しみが増すんでしょうね~📚
時々は積んでいる作品を崩しつつ、これからも紹介させていただきます😊